セーヌ川タクシー 始動開始|文化|クリエイティブ・アイディアノート―クリエイティブに関わるすべての人のためのアイディア帳

セーヌ川タクシー 指導開始

2018年03月06日(日)カルチャー 

配車サービスUberの出現で、タクシー業界に動揺が走り、利用者にとっては選択肢の幅が広がりました。Uberは現在は世界70カ国・地域の450都市以上でUberのサービスは展開されています。

フランスでは、今度は水面を浮いて走るタクシーがいよいよ許可を得て本格的に始動します。

 

水面を走るタクシー「シーバブル」

ホーバークラフトのように水面を浮いて走るタクシー、その名も「シーバブル」です。

 

「シーバブル」最初の舞台は、セーヌ川。

2016年以来計画はあったのですが、これまでは許可が下りませんでした。

静かに水面を浮いて走るためには時速25キロは必要です。しかし、パリ市の規則で運行速度の制限がありました。

例えば、セーヌ川から見るパリ観光で有名なバトームッシューのように商業目的の船は、セーヌを時速12キロ以上で航行してはならないという規則があります。料金を払った乗客のいない舟、例えば自分の好きで運転する場合には、時速18キロです。

ですから、シーバブルのように新しいコンセプトで航行しようとしても12キロの制限の壁があり、25キロは出せませんでした。

それがいよいよパリ地域の県知事 Michel Cadot が例外的に許可を出すという方向で検討し始めたのです。

パリオリンピックを見定めての話なのでしょうが、シーバブルもタイミングいいというか運がいいというか、そういうものがあるのでしょうね。まあ、ビジネスでも人生でも、運も実力のうちといえますからね。

このシーバブルは Alain Thébault と Anders Bringdal の二人が作ったスタートアップですが、 Anders Bringdal はサーフィンで世界チャンピオンになったスウェーデン人です。 これから最終的な試験を現場で数週間行い、5月には営業を開始する予定だということです。

運航時の安定を得るためのエレクトロニクスには、エアバスの技術が使われているということです。このタクシー、実際に浮かびあがることも可能です。

 2019年にはエッフェル塔のふもとにこのセーヌを走るタクシーのドックを設置する計画だということです。

そしてパリオリンピックの時には、60人乗りのセーヌを浮かんで走るバスを運行する計画でいると いうことです。

パリの中央を横切るセーヌ河のタクシーができれば、観光にも交通渋滞の解消にも役に立つことが予測されます。一般利用者にとってはうれしい話であり、同時に従来のタクシー業界や観光船業界には一つの脅威にはなるかもしれませんね。

 

 

テーマ:水面を走るタクシー、シーバブル、フランス、セーヌ川

 




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