フランス国営放送局が歴史建造物に|文化|クリエイティブ・アイディアノート―クリエイティブに関わるすべての人のためのアイディア帳

フランス国営放送局が歴史建造物に

2018年05月04日(金)カルチャー 

フランス国営放送局が歴史建造物に指定されました。独特な形の放送局の歴史をご紹介いたします。

 

フランス国営放送力の歴史

フランス国営放送局は、1950年代に計画され、当時はかつてのガス会社の工場跡を運動競技場として使われていたものを国が買い取りました。

形が独特で、円周が700メートルあるドーナッツ型で中心に68メートルのビルが建っている形。

 

 

建築家の Henry Bernard によって設計されました。1000の事務所と63の録音録画用のスタディオがありました。

 

1963年12月14日に当時の大統領であったド・ゴールと文化担当の国務大臣であったマルローのもとで初公開式が行われました。

その後国営放送の位置が政治的に変わるのに従って名前がいろいろと変化したのですが、現在の “Maison de la Radio” (ラディオの家)という名に落ち着きました。

建物も古くなり機能的にも安全の面でも現代の放送局としては不足になってきて、2003年には放送局はどこかほかのところへ引っ越してそのあとを外務省と裁判所に使うという案が浮上しましたが、この建物の歴史的価値を考えて、現代の放送局として機能できるように改修するということで計画がまとまります。 2005年よりAS. Architecture-Studio のもとで計画が進められて、2014年11月14日に一般公開されています。しかし改修計画は今も続いていて、最終的には2019年の夏に完了する予定です。

 

ついでながらこの AS. Architecture-Studio はストラスブールのヨーロッパ共同体議会とパリのアラブ世界研究所をヌーベルと一緒に担当しています。

 

この国営放送局はパリ市内にいくつかある原爆シェルターを含んでいる建物です。この原爆シェルターのある建物は、ほかには、大統領官邸、大蔵省、旧空軍省です。

 

この国営放送局はフランス人にも人気があり、公開放送がなされているスタディオはたいていいつも満員になってしまいますから、放送の始まるころには長い列ができていることが多いですね。 ちょうど真ん前がセーヌ川の中州で白鳥の島といわれているところですし、近くにはおいしいレストランがたくさんあって定年退職した夫婦が仲良く放送に参加しています。

 

 

テーマ:フランス国営放送局、歴史建造物、歴史

 



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