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The Enemy-アラブ世界研究所の革新的バーチャル展覧会

2017年05月10日() 

パリ第6・第7大学のすぐ近くにあるアラブ世界研究所

グルメな人にとっては、有名なツール・ダルジャンのすぐ近くと言えば、ピンとくるかもしれませんね。

 

そのアラブ世界研究所で、革新的な展覧会が間もなく開催されます。

 

The Enemyです。

 

 

この展覧会は、戦地で活躍を続けるジャーナリストKarim Ben Khelifaのコンセプトで実現しました。

 

拡張現実(ポケモンGoのようにバーチャルと現実が融合したものです)を利用し、Khelifaが戦地で撮影した写真の世界で、あなたはイスラエル、パレスチナ、コンゴ、サルバドールの戦地を体験します。

 

そこで、PKOの職員のように、ビジターは敵対している人や民族同士の間に入っていき、双方の立場の人々と交流することができます。

自己紹介したり、双方の人々のモチベーションや夢を聞いたりすることで、現地の人々の人生にコミットしていくのです。

 

この展覧会の目的は、戦争というものに対して答えや説明を与えようということではありません。

そうではなく、経験を共有し、広め、体験してもらうことで、議論を沸きおこそうとするものです。

 

今回の展覧会には、MITの研究者Fox Harrellも参加しています。

ビジターの反応が記録され、それによって戦地の人々の反応もレスポンシブに変化していくため、一人ひとりの展覧会参加者の経験は彼固有のものとなっています。

 

敵のヒューマニティ(人間性)を認めることを拒否するということは、単に共感の限界というばかりでなく、想像力の限界にも起因します。

 

この展覧会では、”モラルの想像力”を豊かにしてもらうことも、一つの狙いとしています。

 

Khelifaは言います。

「この展覧会を企画したのは、一般の人々と戦争、戦争が生み出す苦しみ、そして暴力というものの関係をどうやったら変えていけることができるか、と考えたからなんだ。」

 

展覧会開催期間は、5月18日~6月4日です。

 

テーマ:アラブ世界研究所、文化、バーチャル・リアリティ展覧会