グルメ必見!イタリア食のテーマパークFico

2017年11月20日(月)カルチャー 

食のテーマパークFicoがイタリア・ボローニャの近くに2017年11月15日にオープンしました。

 

Ficoとは?

このテーマパークを作ったのは、東京にも出店し、“食育フードマーケット”として注目を集めたイタリア食材専門店のEataly です。持続可能な生産を行うイタリアの地方の生産者の商品を取り扱い、イタリアの食卓を実現できる食材店として話題を集めてきました。

 

そんなEatalyが建設した食のテーマパークFicoは5年前から計画が進められてきたもので、1億3000万ユーロ(約170億円)を出資して実現しました。

 

計画では、年間600万人のビジットが予測されています。10ヘクタールの敷地に4000平方メートルの建造物があります。2ヘクタールの敷地内には、200頭の動物、2000種の植物や野菜があるのです。

 

このテーマパークのミッションは、「人々に自分の食べ物に対してより関心を持ってもらうこと」。そのため入場料は無料です。ではテーマパークでどのように楽しめるかといいますと・・・

 

まずはショッピング。 生ハムやオリーブオイルあるいはワインなどを買うこともできます。この2ヘクタールの敷地の中では冷蔵ボックス付きの自転車が自由に使えます。ですから自分が買ったものをこの冷蔵ボックスに入れて運べますし、敷地内の郵便局からは、家族や友人・知人にここで買ったものをすぐに送ることもできるのです。

 

さらには、食べ物に関係した参加型アクティビティも楽しめます。トリュフ探しやオリーブオイル製造体験、ミツバチの巣の中を探訪したりもできます。

 

そして、セミナーや教室、講習会。ピザの作り方をはじめとするお料理教室や、インスタ映えするおいしい料理の写真撮影講習会もあります。

 

「こうして楽しく遊びながら、イタリア風のガストロノミーとビオダイバーシティーを学んでもらえればよい」、というのが創設者の言葉です。 「計画は簡単です。イタリア風の農業畜産のダイバーシティーと葡萄酒のガストロノミーを中心にした世界一大きいパークを作ることです。 Eataly は外国人のテーブルにイタリアをもたらしました。 今度は外国人がFico へやってきて、直接私たちの大地とその実を味わってほしいのです。喜びや楽しさ、倫理、気晴らしといったもの、これらすべてをこのテーマパークでを調和させて楽しんでもらいたいのです。

 

もちろんビジネスを忘れたわけではなく、これから外国人が200万人、イタリア人が400万人ビジットするだろうと予測しており、年間の売り上げも8000万ユーロと見込んでいます。この計画で、約3000人の雇用が創出されます。直接の雇用は700人くらいですね。このテーマパークに直接参加している企業が約40、関係している企業は約2000です。」

 

Ficoがイタリアの文化と観光の中心地となる日も近いのではないでしょうか?外国の町おこしの一例としても今後の動向に注目していきたいテーマパークです。

 

日本でも、とにかく食べることに必死になる時代から、有り余るほどの食を自ら選択していく時代となりました。自ずと生活習慣病はじめ、食が原因の心身の不健康も増加しています。日本語にも“養生”という言葉がある通り、日々食べることは日々生きることです。より健やかで幸福につながる食とは何かを楽しみながら学ぶことで、男女関係なく自立した精神で自らの健康を食から考えられるようになることはとても大切なことだと思います。

 

みなさんもイタリア・ボローニャに行かれた際にはぜひFicoをビジットしてみてください。

 

ちなみに、フランスにはまだEatalyは進出しておらず、これからチェーン展開が計画されています。来年にはパリに1号店ができます。フランチャイズ権を獲得したのが Galeries Lafayette デパートです。

 

 

 

テーマ:イタリア、食品テーマパーク、Fico

 




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