エビアンデザイナーズボトルとパリらしさ

2018年06月22日(金)カルチャー 

エビアンの新シリーズ“プレスティージュ”がフランスで発売されました。グラフィックデザイナー Tiffany Cooper のデザインでパリの各地区を表現した瓶入りのミネラルウオーターとなっています。

このボトルのデザインがフランスの社会に物議を醸しています。

 

エビアン“プレスティージュ”論争

今回のボトルデザインには、こんなパリが表現されています。

モンマルトルで抱き合う男女、サンマルタン運河河畔でスケートボードをする若者、ビュットショーモンを散策する父親と娘、バスティーユを手をつないで散歩する男性同士のカップル・・・

このうちの一つ、バスティーユを手をつないで散歩する男性同士のカップルが、猛烈な数のコメントを引き起こしています。

フランスはカトリックの国でもあり、結構保守的なところがあるのです。

「エビアンは伝統的な家族を破壊しようとしている」 という批判が多数あげっており、エビアンをボイコットして、Salvetat や Badoit を飲もうと呼びかけています。

しかしこの辺が感情的に動く人々の、滑稽なところでもあるのでしょうか?

Salvetat, Badoit, Evian のこれら3つのブランドは、すべておなじDANONEグループの製品なのです。

 

こうした批判的なコメントに対して、DANONEは次のように答えています。

「私たちは何か特定の人々のプロモーションをする使命を持ってはいません。私たちは常にオープンであり、一人一人の人々の生き方に敬意を表しています。境界のない社会の代表の一人であろうと努めています。」

 

いずれにせよ、“パリらしさ”というのは十分表現されているのではないでしょうか。 この論争も含めてフランス・パリという感じがします。

限定ボトルですから、フランスに旅行される機会のある方はチェックしてみてくださいね。

 

 

テーマ:フランス、エビアン、新シリーズ、デザイン、物議

 



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