フランスの化粧品輸出が好調なわけ

2018年02月17日(土)カルチャー 

皆さんはフランスというと何を思い浮かべるのでしょうか?

航空機のエアバス、戦闘機のラファールでしょうか?シャンペンのルイナールやドン・ぺリニャンでしょうか?それとも自動車のルノーやシャネルのスーツ?ルイ・ヴィトンの財布でしょうか?

 

輸出入のバランスは、航空産業が1位で170億ユーロ、2位がワインと蒸留酒産業で110億ユーロ、そして3位に化粧品産業の105億ドルが来ます。

 

フランス化粧品事業2017

2017年は、フランス化粧品の海外での売り上げが136億ユーロと好成績でした。

 

一年間のフランス化粧品の海外での売り上げの成長率は2016年から2017年の一年間で12%。輸出超過の増加率が14%という伸びを示しています。

 

このフランスの化粧品の海外での売れ行きの伸びに大きく貢献しているのが、アメリカとアジアです。

 

去年一年間の伸び率が、アメリカではなんと25%、アジアでは20%です。

 

アジアでの購買を引っ張っているのは中国で、ロレアル、クラランス、シスレーといった一流企業が中国で一流品として売り上げを伸ばしています。去年一年間の売り上げの伸び率は中国に限ると30%です。

 

フランスの化粧品メーカーの成功の秘密は、2つあります。

一つには、アメリカにせよ中国にせよ、各国で国内メーカーのスキャンダルが報道される中、信頼のおける化粧品を求める消費者心理にフランス製品に対する信頼感が大きく寄与しています。

そしてもう1つには、フランスメーカーがローカルな市場の研究を良く行っており、ローカルな需要にマッチした製品を売り出しているからだといえます。

こうした事情がが良くうかがえるのが、海外におけるフランス化粧品の売り上げの内訳では、スキンケアや基礎化粧品が最も多く、44.3%を占めています。

女性なら理解できると思いますが、基礎化粧品として不信感を抱いている製品を使用している人はほとんどいないでしょう。

 

世界的に信頼と憧れを獲得していくこと-。

 ”フランスビジネスの強さ”を化粧品事業から学ぶことができます。

 

テーマ:フランス化粧品、海外売れ行き、好調