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ジャン=ポール・ゴルチエの新たな挑戦と夢の実現

2017年12月04日(月) 

 

伝統に逆らった挑発的なデザインで有名になったジャン=ポール・ゴルチエ。

 

ストリートと混血のエネルギー、そして民衆のクロークルームをプレタの世界に持ち込み、閉じこもっている象牙の塔の世界からモードを引っぱり出したデザイナーです。

 

 

2014年9月27日のショーを最後に、プレタポルテの世界を去り、オートクチュールに専念したスタイルでも話題になりましたね。

⇒『Jean-Paul GAULTIERの経営戦略

 

そんなジャン=ポール・ゴルチエが総監督として、パリの伝統的なキャバレー Les Folies Bergères でショーを公演することが決定しました。

 

その名も≪Fashion Freak Show≫。

 

内容は、半ば彼の自伝です。

例えば、ジャン=ポール・ゴルチエは15歳の時に子供服のためのデッサンを描いたのですが、サンローランに却下されます。サンローランは彼の色を強烈すぎると思ったようです。次に、ピエールカルダンに自身のデッサンを見せたところ、採用されて研修生になりました。このジャン=ポール・ゴルチエのデザイナーとしての始まりも舞台で展開されます。

 

 彼に影響を与えた芸術家たち、Madonna, Luc Besson, Mylène Farmer, Pedro Almodovar, Kylie Minogue, Régine Chopinot, Angeline Preljocaj といった人たちがショーでは彼のスターとして語られるようです。

 

 ゴルチエ曰く:

「僕は昔からミュジックホールのショーをやってみたいと思っていたんだよ。僕はミュージカルで育ってきたんだ。1961年には9歳だったんだけど、テレビでキャバレー Les Folies Bergères を見たんだ。驚いたよ。羽飾りとストラスの前に、僕は口をあんぐりとあけてすっかり夢中になったね。

 

それからしばらくして、ジャック・ベッカーとミシュリーヌ・ペールの映画 « Falbalas » をみて僕はモードがすっかり好きになったんだ。でもね、いつも自分に言い聞かせていたんだ。必ずいつかミュージックホールのショーをやるんだとね。

 

モードのショーというのはハンガーにかけられた服であるという以外のすべてでなくてはいけないんだ。僕のために行進してくれる男女の振り付けをしながら、いつもミュージックホールのショーのいくつかの場面を想像していたんだよ。

 

僕は違うということを見せたいんだよ。いたるところに美しいものはあるんだ。すべてそれをどういう目で見るかによるだけなのさ。僕は気まぐれやヒッピー、変な人や、挑発的な人、ごちゃ混ぜにした審美主義者、路上のチンピラが公爵夫人と付き合うような思いがけない出会いが好きなんだ。 」

 

 

今度の Les Folies Bergères のショーの衣装はもちろんゴルチエが担当します。演出は Tonie Marshall との共作ということになりそうです。

ミシュリーヌ・ペールのお母さんが今年95歳になるのですが、このお母さんが、ゴルチエのおばあちゃん役でビデオ出演します。

このゴルチエのおばあちゃんが、ゴルチエにモードに対する情熱を吹き込んだのでした。

 

ゴルチエは1998年と2002年に宝塚歌劇の舞台衣装を担当していましたね。

今度の Les Folies Bergères の舞台は2018年の10月に公演されます。

 

 

 

 

テーマ:ジャン=ポール・ゴルチエ、夢、舞台